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Cell cycle checkpoints(細胞周期チェックポイント)


掲載誌
CANCER BOARD of the BREAST Vol.1 No.2 71, 2015
著者名
山本 豊
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 癌
診療科目
一般外科 / 腫瘍内科 / 放射線科
媒体
CANCER BOARD of the BREAST

細胞は複製と分裂を周期的に交互に繰り返すことにより増殖している。1回の分裂増殖の過程を細胞周期とよび,G1期(細胞間期),S期(DNA複製期),G2期(DNA複製と分裂の間期),M期(分裂期)からなる。細胞周期を通じて正しく遺伝情報を複製し,分配するためには,その過程で生じる異常を排除または修復する必要がある。異常を含んだまま細胞周期が進行すると細胞死や癌化の危険性がある。このため,1つの過程において異常が生じた場合,次の過程に移行しないようにする制御機構が働いており,これを細胞周期チェックポイントと呼んでいる。細胞周期チェックポイントはDNA損傷チェックポイント(G1-G2期,DNAに損傷がある状態で複製や分配が行われることを防ぐ),DNA複製チェックポイント(G2後期,DNAが完全に複製される前にエラーを含んだDNAが分配されることを回避)やスピンドルチェックポイント(M期,有糸分裂中に複製された染色体の分離が正常に行われているかを監視)などがある。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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