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Visual View(Thyroid Cancer Explore)

甲状腺結節の超音波診断 第1回 乳頭癌


掲載誌
Thyroid Cancer Explore Vol.1 No.1 4-9, 2015
著者名
野口靖志
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 癌
診療科目
一般外科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 耳鼻咽喉科 / 腫瘍内科 / 小児科 / 放射線科
媒体
Thyroid Cancer Explore

「甲状腺の超音波検査の前に知っておくべきこと」甲状腺は前頸部に気管を取りまくように存在する臓器で,左右の側葉と峡部から成る。左右の側葉の上端は甲状軟骨近くに達し,峡部は第2~3気管軟骨の高さで気管の前面にみられる。成人では横径1~2cm,縦径4~5cm,厚み1~2cmで,正常甲状腺の重量はおおよそ20gである(図1)。正常甲状腺の超音波像は,周囲の筋に比して内部はややエコーレベルが高く,均一で充実性である。横断面では,甲状腺の両側方に総頸動脈とさらにその外側に内頸静脈,前面に前頸筋群,後方に気管,左側内側後方に食道が描出される(図2,3)。甲状腺の超音波検査には10MHz以上の高周波数プローブを用いることが推奨されており,診断には主にBモードを使用しているが,補助的に血流を評価するカラードプラ法や組織弾性イメージングなどを用いることもある。甲状腺内の病変は,その病変の分布の違いによってびまん性と結節性に大別されている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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