新刊
Psychiatric Lecture
成因・危険因子 日本における統合失調症患者の死亡,入院,退職,休職に関連する因子:大規模レセプトデータベースを用いたネステッドケースコントロール研究
掲載誌
精神科臨床 Legato
Vol.11 No.2 17-21,
2025
著者名
稲田 健
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
心療内科
/
精神科
媒体
精神科臨床 Legato
Key Words
統合失調症
/
危険因子
/
入院
/
退職
/
病欠
/
レセプトデータベース
統合失調症の重要なアウトカム(死亡,入院,休職,退職)について,関連する要因すなわち危険因子を明らかにするために,大規模レセプトデータベースを用いたネステッドコントロール研究を行った。この結果,抑うつ状態は死亡,入院,休職といった重要アウトカムに影響する要因であることが示された。また,精神症状だけでなく身体所見にも十分な注意を払う必要性が示唆された。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。