Conference Report
第54回 日本神経精神薬理学会/第34回 日本臨床精神神経薬理学会合同年会
掲載誌
精神科臨床 Legato
Vol.10 No.2 68-69,
2024
著者名
坪井 貴嗣
記事体裁
抄録
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連載
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学会レポート
疾患領域
精神疾患
診療科目
心療内科
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精神科
媒体
精神科臨床 Legato
2024年5月24日~26日にかけて,第34回 日本臨床精神神経薬理学会(大会長:渡邊衡一郎先生)が第54回 日本神経精神薬理学会(大会長:新田淳美先生)と合同年会として東京にて開催されました。本学会は例年秋頃に開催されるのですが,今回は第35回 国際神経精神薬理学会(Collegium Internationale Neuro-Psychopharmacologicum:CINP)(大会長:池田和隆先生)が34年ぶりに日本で開催されるとのことで,この神経精神薬理分野を盛り上げるために東京国際フォーラムにて同時開催となりました。
今回のCINPのテーマが「ウェルビーイング」ということで,本合同年会もそれと歩調を合わせ「ウェルビーイングを目指した神経精神薬理学-関わる全ての人々がこころを合わせる時-」とし,医師・薬剤師・看護師・公認心理師などの医療者,研究者,製薬企業,患者・その家族や周囲の方々および行政など,精神神経疾患の治療に関わる人々のこころが1つになるための一助に本学会がなることを目指しました。また,最先端の研究やトピックをはじめ,明日からの臨床に役立つ知識など,幅広いニーズを網羅する学会にしたいと思っておりました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。