Psychiatric Lecture
病態 統合失調症の病態解明における尿中バイオピリンの可能性
掲載誌
精神科臨床 Legato
Vol.10 No.1 22-26,
2024
著者名
大西 新
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
心療内科
/
精神科
媒体
精神科臨床 Legato
Key Words
統合失調症
/
活性酸素
/
ビリルビン
/
バイオピリン
/
尿マーカー
統合失調症は病態メカニズムが詳細に明らかになっていない精神疾患である。統合失調症病態仮説の1つに酸化ストレスによる脳神経障害説があり,近年,われわれは統合失調症患者の尿中で活性酸素マーカーの1つであるバイオピリンが変化していることを見出した。本総説ではこのバイオピリンと統合失調症の関係について概説する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。