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M-Review

Q&A レジデントのための診療のEssence

<i>BRAF</i>遺伝子変異について教えてください。

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掲載誌
大腸がんperspective Vol.4 No.3 76-79, 2019
著者名
舛石俊樹
記事体裁
連載 / Q&Aシリーズ / 抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
大腸がんperspective

BRAFはARAF,CRAF(RAF-1)とともにRAFファミリーを構成し,766個のアミノ酸からなる約74kDaのセリン/スレオニンキナーゼ(タンパク質をリン酸化する酵素)として細胞増殖や生存に関与するRAS-RAF-MEK-ERKシグナル伝達経路を構成しています。BRAFをコードするBRAF遺伝子は,7番染色体(7q34)に位置し,18のエクソンと21のイントロンからなります。2002年に大腸がんを含む複数のヒトのがんにおいてBRAF遺伝子変異が認められることが報告されました。BRAF遺伝子変異は,悪性黒色腫43%,甲状腺がん27%,卵巣がん15%,胆管がん14%などで頻度が高く,変異部位はエクソン15におけるコドン600のバリンからグルタミン酸への変異(V600E変異)が多く,non-V600E変異(V600E以外の変異)と大別されます。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

大腸がんperspective2019 Vol.4 No.3

大腸癌の診断・治療に携わる外科・内科・内視鏡・放射線・病理等の医師を読者対象とし,大腸癌を外科医や内科医のみの視点でなく,総合的な観点から検討された情報の発信を目的とした雑誌です。診断や治療の進歩のみならず,分子生物学,遺伝子,病理,などを含めて,基礎研究から臨床への橋渡しを行い,さらには,海外の基礎研究・臨床のトピックスを同時並行的に伝えるべく,国際的な視点をもった雑誌を目指しています。

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