現在,大規模な医療データベースを用いた臨床研究や網羅的な文献検索に基づく診療ガイドライン作成が盛んに行われている.その一方で,希少疾患における治療評価のエビデンス創出は,データが乏しいという背景から,専門家集団のコンセンサスに頼ることが多い.ここで,単に全員で集まって,多数決で結論を決定するということが偏りのない意思決定方法ではないことは論をまたない.公平で偏りのない合意形成が求められる.
本稿では,デルファイ法の背景,方法,利点,欠点について,筆者が報告した論文1),および『Minds 診療ガイドライン作成マニュアル 2017』2)を参考に概説する.
なお,そのほかの公式合意形成法として報告されているModified Delphi法,NGT法,GRADE gridとの適応の違いや,施行方法の相違点については,文献2をご参照いただきたい.
本稿では,デルファイ法の背景,方法,利点,欠点について,筆者が報告した論文1),および『Minds 診療ガイドライン作成マニュアル 2017』2)を参考に概説する.
なお,そのほかの公式合意形成法として報告されているModified Delphi法,NGT法,GRADE gridとの適応の違いや,施行方法の相違点については,文献2をご参照いただきたい.

