2019年にAMPLATZERTM PFO閉鎖栓がわが国でも薬事承認されて保険償還がつき,経皮的卵円孔開存(PFO)閉鎖術が開始された。これは,PFOのある潜因性脳梗塞の再発予防のための治療である。いわば脳梗塞の再発予防治療ということになり,治療を担当する循環器内科,特にカテーテルインターベンション医にとっては従来の心血管インターベンション治療とは一線を画す治療となった。この治療を施行するにあたり注目すべき点は,脳梗塞の診断である。潜因性脳梗塞のなかでもPFOの関与するもの,あるいは関与すると考えられるものが脳卒中専門医によって診断され,ブレインハートチームにて診療にあたる新方式を採用している。
ブレインハートチームにて治療適応とされたPFOは,その解剖学的特徴と孔の大きさによってデバイスのサイズが決められ,大腿静脈アプローチにて経皮的に閉鎖される。術時間は多くは30~40分程度で,局所麻酔にて透視と心エコー図にて安全に閉鎖可能な治療である。術後の抗血栓療法は中止することも可能であるが,同じくブレインハートチームでの協議によって慎重に対応することとなっている。専用デバイス(AMPLATZERTM PFO閉鎖栓)が米国で開発されてから20年経過し,わが国にてようやく施行可能となった治療法である。
「KEY WORDS」卵円孔開存,潜因性脳梗塞,奇異性塞栓症,経皮的卵円孔開存閉鎖術
ブレインハートチームにて治療適応とされたPFOは,その解剖学的特徴と孔の大きさによってデバイスのサイズが決められ,大腿静脈アプローチにて経皮的に閉鎖される。術時間は多くは30~40分程度で,局所麻酔にて透視と心エコー図にて安全に閉鎖可能な治療である。術後の抗血栓療法は中止することも可能であるが,同じくブレインハートチームでの協議によって慎重に対応することとなっている。専用デバイス(AMPLATZERTM PFO閉鎖栓)が米国で開発されてから20年経過し,わが国にてようやく施行可能となった治療法である。
「KEY WORDS」卵円孔開存,潜因性脳梗塞,奇異性塞栓症,経皮的卵円孔開存閉鎖術

