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非小細胞肺がん治療における抗EGFR抗体:INSPIRE試験とSQUIRE試験
Anti-EGFR antibody therapy for NSCLC : INSPIRE trial and SQUIRE trial

掲載誌
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療) Vol.14 No.1 123-127, 2016
著者名
谷﨑 潤子
記事体裁
抄録
疾患領域
癌
診療科目
腫瘍内科
媒体
がん分子標的・免疫治療(旧:がん分子標的治療)

「はじめに」上皮成長因子受容体(EGFR)は膜貫通型の受容体型チロシンキナーゼ(receptor tyrosine kinase;RTK)であり,細胞分裂・増殖に重要な役割を果たす。EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(non-small-cell lung cancer;NSCLC)では,EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)は標準治療の1つとなっている。一方で,抗EGFR抗体ではセツキシマブが大腸がんおよび頭頸部扁平上皮がんで広く臨床使用されている1)-6)。NSCLC患者に対して1次治療としてシスプラチン+ビノレルビンへのセツキシマブの上乗せ効果を検討したFLEX試験では,セツキシマブ併用による全生存期間(OS)の有意な延長を認め,肺がん領域でも抗EGFR抗体の有用性を示す結果となった7)。INSPIRE試験,SQUIRE試験はともにNSCLC患者に対して抗EGFR抗体であるネシツムマブのプラチナ製剤を含む1次化学療法への上乗せ効果を検討した無作為化比較第Ⅲ相臨床試験である。INSPIRE試験は未治療stageⅣ非扁平上皮NSCLC患者に対してシスプラチン+ペメトレキセド+ネシツムマブとシスプラチン+ペメトレキセドの比較,SQUIRE試験では未治療stageⅣ扁平上皮NSCLC患者に対してシスプラチン+ゲムシタビン+ネシツムマブとシスプラチン+ゲムシタビンの比較が行われた。いずれの試験も主要評価項目はOSであった。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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