うつ病診療のUpdate アンケート 座談会
うつ病と家族
掲載誌
DEPRESSION JOURNAL
Vol.10 No.2 4-15,
2022
著者名
上島国利
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中村伸一
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坪井貴嗣
記事体裁
座談会・対談
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アンケート
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抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
媒体
DEPRESSION JOURNAL
家族とは,構成する人々が相互作用や依存などにより変化するが,全体としてはまとまって一連の機能を果たすシステムと考えられる.今回の特集は「うつ病と家族」である.まず,アンケートから,多くの臨床医が実践している家族への対応は主として心理教育的アプローチであり,その方式に満足している現状が明らかにされた.一方,「家族療法」については,治療法としての認識があっても詳細は知らず,さらにその導入に対しても消極的であることがわかった.「家族療法」は,個人の呈する精神症状や不適切な言動が個人の問題として出現しているわけではなく,家族というシステムのなかでの表れとみなし適切なアプローチを行うものであり,治療法としての導入が必要なケースもみられる.積極的な導入により,より豊かな臨床が展開されることが期待される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

