甲状腺機能低下症では56%,甲状腺機能亢進症では31%にうつ病の合併がみられる1).これまで甲状腺疾患とうつ病との因果関係については生物学的要因が主に考えられてきたが,実際には心理社会的要因の影響も大きい.そのため,本稿ではbio-psycho-social medical modelの視点から,甲状腺疾患とうつ病との関係について概説する2,3)