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M-Review

身体疾患とうつ病 各種疾患・病態におけるうつ病・気分障害の合併の実情

COPDとうつ病

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掲載誌
DEPRESSION JOURNAL Vol.9 No.3 16-17, 2021
著者名
武藤仁志
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
媒体
DEPRESSION JOURNAL

COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)は,炎症により狭窄で気管支に気流制限が生じ,また肺胞が破壊され,酸素の取り込みや二酸化炭素の排出機能が低下する,不可逆的な変化が併存する状態である.労作時の呼吸困難や慢性の咳嗽・喀痰が持続し,ときに喘鳴や発作性呼吸困難など喘息様の症状を合併する場合もある.
COPDの最大のリスク因子は喫煙であり,日本での研究では喫煙者の15~20%がCOPDを発症し,40歳以上の人口の8.6%,約530万人の患者が存在すると推定されている.
診断には呼吸機能検査を行う.気管支拡張薬を吸入したあとの1秒率(1秒量/努力性肺活量)が70%未満であり,閉塞性障害をきたし,その他の疾患(喘息,間質性肺炎,肺結核後遺症など)を除外できればCOPDと診断される.
治療は疾患の進行抑制と身体機能の維持,合併症の予防治療が主体となる.まず禁煙を原則としたうえで,気管支拡張薬の吸入,呼吸リハビリテーションなどで機能の維持を図る.呼吸不全が進行してくると在宅酸素療法を導入する.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

DEPRESSION JOURNAL2021年12月号(Vol.9 No.3)

今やcommon diseaseともいわれる「うつ病」について臨床的な話題をタイムリーかつ臨場感のある誌面で情報発信する学術誌。

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