身体疾患とうつ病 各種疾患・病態におけるうつ病・気分障害の合併の実情
アトピー性皮膚炎とうつ病
掲載誌
DEPRESSION JOURNAL
Vol.8 No.1 16-17,
2020
著者名
羽白誠
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
精神科
媒体
DEPRESSION JOURNAL
アトピー性皮膚炎は,慢性皮膚疾患のうち最も有名な疾患の一つである.その発症の多くは幼少期であり,幼少期に発症して思春期ごろに改善するケースと,思春期を通して持ち越すケースがあり,また思春期や成人期になってから発症する症例も増えつつある.人生のうちでも最も多感な思春期に症状が出ている期間が長いのが特徴で,恋愛,結婚,就職など社会における関係がめまぐるしく変化する時期と一致している.その時期に罹患していることが苦痛となることはいうまでもない.アトピー性皮膚炎は外見でわかることが多く,患者は周りの人に見られることに敏感になっている.その精神的な症状の一つとして,うつ状態を示すことがしばしばみられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

