岡田(司会):自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder;ASD)の成人では,うつ病・抑うつ状態の併存率は高く,一般精神科臨床においても重要な課題となっています.二次障害とみなされることが少なくありませんが,必ずしも状況因がみられないケースや,その後の経過のなかで双極性障害に診断変更されるケースも少なくないように思います.ASDの併存するうつ病・抑うつ状態をどのように位置づけ,どのように治療に取り組むのか,アンケート結果も踏まえ,お二人のエキスパートの先生にお話を伺います.
「ASDとうつ病・抑うつ状態はどの程度併存するか」
岡田:成人期ASDとうつ病・抑うつ状態の併存はよく知られていますが,主訴がASD特性に関連しているか,気分症状に関連しているかによって,その成り立ちに違いがある可能性があります.そこで,それぞれの患者さんが,どの程度いらっしゃるかをお伺いしました(質問1).
・(アンケート)成人病における自閉スペクトラム症に併存するうつ病・抑うつ状態/岡田俊
「ASDとうつ病・抑うつ状態はどの程度併存するか」
岡田:成人期ASDとうつ病・抑うつ状態の併存はよく知られていますが,主訴がASD特性に関連しているか,気分症状に関連しているかによって,その成り立ちに違いがある可能性があります.そこで,それぞれの患者さんが,どの程度いらっしゃるかをお伺いしました(質問1).
・(アンケート)成人病における自閉スペクトラム症に併存するうつ病・抑うつ状態/岡田俊

