【特集 アルコール依存症と重複性障害】
4 アルコール依存症と不安障害
Alcoholism and anxiety disorder
購入する
販売サイト「MeReBo」へ
- 掲載誌
- Frontiers in Alcoholism Vol.4 No.1 36-40, 2016
- 著者名
- 小林桜児
- 記事体裁
- 症例 / 抄録
- 疾患領域
- 精神疾患
- 診療科目
- 精神科
- 媒体
- Frontiers in Alcoholism
「Summary」アルコール依存症と不安障害は併存率が高く、互いに双方の発症リスクを高める。不安障害先行例では、アルコールが不安を軽減させる目的で使用されることが多い。逆にアルコール依存症が先行する場合、急性中毒や離脱症状のなかで不安が生じる場合と、長期飲酒に伴って耐性形成と離脱症状がくり返され、かえって不安が惹起される場合と、潜在的な不安症状が長期飲酒によって顕在化する場合がありうる。不安障害先行例では、生育歴を含めた詳細な病歴聴取によって、飲酒に至るまでの心理的背景を把握することが、治療関係構築上、有用である。薬物療法としては、極力ベンゾジアゼピン系の長期投与は回避することが望ましい。
「Key Words」アルコール依存症,不安障害,抗不安薬
「Key Words」アルコール依存症,不安障害,抗不安薬
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
