医療法人初生会 福井中央クリニックは,循環器内科,心療内科,糖尿病・代謝内科,消化器内科の専門医が在籍し,それぞれの専門性を生かしながら院内連携によるチーム医療を実践している。糖尿病・代謝内科の笈田耕治先生は,患者さんに寄り添った個別化医療の提供に取り組むとともに,地域の糖尿病診療の質向上を目指し,コメディカルスタッフの育成や医師への啓発活動に長年にわたって貢献されている。患者教育も自ら行うという笈田先生に,糖尿病診療のコツや地域での取り組みについてお話を伺った。
「「糖尿病患者さんをじっくり診たい」臨床への思いから専門外来を開設」―病院の概要ならびに糖尿病診療の実績についてお聞かせください。
当院は福井中央クリニックという名称ですが,50床を有する小規模病院です。循環器内科,心療内科,糖尿病・代謝内科,消化器内科の専門医が専門外来を行っており,非常勤として精神科医が月1回,神経内科医が月2回の外来診療を行っています。看護師や管理栄養士は当科の専属ではありませんが,うち3人が日本糖尿病療養指導士(CDEJ)の資格を,10人が地域糖尿病療養指導士(LCDE)の資格を取得しています。