香川県高松市の中心部に1998年に開業した,医療法人社団とみおか内科クリニック。院長の冨岡幸生先生は,留学時に訪問した諸外国の糖尿病センターで実践されていた「スタッフ全員でチームとして診療にあたる」スタイルに衝撃を受け,海外で体験したチームで取り組む糖尿病の診療スタイルを日本で実現すべく開業に踏み切った。開業から18年が経った現在,看護師がコーディネーターとなって治療を組み立てるシステムを確立し,2,000人近くの患者さんの療養生活を支えている。今回は冨岡幸生院長と,副院長で看護師長の谷脇直美先生にクリニック独自の取り組みについてお話を伺った。
「海外の糖尿病センターの診療スタイルの実現を目指して開業」
―開業に至るまでの経緯をお聞かせください。
私は岐阜大学医学部を卒業後,同大学病院の勤務を経て日本赤十字社 高松赤十字病院に17年間勤務し,1998年に開業しました。開業のきっかけとなったのは1995年の英国留学時の経験でした。