糖尿病入門
糖尿病における合併症―糖尿病性神経障害―
掲載誌
DIABETES UPDATE
Vol.3 No.1 20-27,
2014
著者名
中村 二郎
/
神谷 英紀
記事体裁
抄録
疾患領域
糖尿病
/
神経疾患
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
消化器内科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
泌尿器科
/
神経内科
/
眼科
/
麻酔科
/
老年科
媒体
DIABETES UPDATE
「はじめに」糖尿病性神経障害は, 多彩な臨床徴候を呈することにより患者のQOL低下をもたらすのみならず, 生命予後をも左右する重要な糖尿病性合併症であることから, 神経障害の発症を予防するとともに, できる限り早期に診断し治療することが重要である. そこで本稿では, 糖尿病性神経障害の病態, 診断および治療について概説したい. 「糖尿病性神経障害の病態と特徴」糖尿病性神経障害とは, 糖尿病に特有の代謝障害と細小血管障害が関与して生じる神経障害であり, 糖尿病性合併症の中で最も頻度が高く, 一般的には全糖尿病患者の30~40%, 罹病期間が25年を超える糖尿病患者では50%に合併するといわれている. 糖尿病性神経障害は, 多発(広汎性左右対称性)神経障害と単神経障害に大別されるが, 一般的に糖尿病性神経障害といえば前者を意味し, 更に末梢(感覚・運動)神経障害と自律神経障害に分けられる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

