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早期十二指腸乳頭部粘膜内癌に対する手術術式に何を選択するか

②膵頭十二指腸切除術を選択する立場から

掲載誌
膵・胆道癌FRONTIER Vol.6 No.1 18-21, 2016
著者名
谷眞至 / 赤堀浩也
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器外科
媒体
膵・胆道癌FRONTIER

十二指腸乳頭部は胆管が十二指腸固有筋層に陥入してから十二指腸乳頭開口部までのOddi筋に囲まれた特殊な構造の領域であり(図1),同部に発生する腫瘍性病変は膵癌や胆管癌と比較して症例数が少ない。しかし,内視鏡検査や検診の普及に伴い偶然に無症状な病変が発見される機会が増えており,1998年から2007年までの全国胆道癌登録をみても,組織学的乳頭部周囲進展のない十二指腸乳頭部癌pT1症例は29.4%も存在し,胆道癌の中でも早期の状態で見つかる可能性が高い腫瘍といえる。とくに十二指腸乳頭部粘膜内癌は,胆道癌の中でも適切な治療により根治する可能性の極めて高い癌であり,適切な治療法の選択が重要である。しかし,膵頭十二指腸切除術,内視鏡的粘膜切除術どちらも高度な手技であるとともに,侵襲を伴う治療法であることも周知の事実である。今回,外科的切除法である膵頭十二指腸切除術を行う立場からの意見を述べる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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