「Summary」うっ血性心不全により体液過剰状態になっている場合には,その是正が必要である。その場合,心不全の体液貯留が生じている病態をしっかりと把握し,それに対しての加療を行う。病態に応じた薬物療法にもかかわらず是正が困難である場合には,あまり薬物療法に執着しすぎずに病態に応じて腎代替療法の導入を検討する。体外限外濾過(ECUM)が代表的であるが,病態に応じた腎代替療法を考慮することも重要である。しかし,心不全治療におけるその適応についてはまだ十分に明らかにされておらず,今後の重要な課題である。
「はじめに」心不全における体液貯留の病態には腎臓が大きく関わっており,二次的な機序と腎臓自体の機能障害による機序とがある。いずれにしても早期介入がさらなる腎機能悪化を招くことを防ぎ,心腎症候群の予後改善につながる。そこで本稿では,心腎連関の概念から腎代替療法の実際について概説する。 「Keywords」心腎症候群,体液貯留,うっ血,腎代替療法,体外限外濾過
「はじめに」心不全における体液貯留の病態には腎臓が大きく関わっており,二次的な機序と腎臓自体の機能障害による機序とがある。いずれにしても早期介入がさらなる腎機能悪化を招くことを防ぎ,心腎症候群の予後改善につながる。そこで本稿では,心腎連関の概念から腎代替療法の実際について概説する。 「Keywords」心腎症候群,体液貯留,うっ血,腎代替療法,体外限外濾過

