For bone health 骨の健康のために
日本骨粗鬆症学会認定医制度について
掲載誌
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―
Vol.6 No.1 45-48,
2016
著者名
稲葉 雅章
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
リウマチ科
/
産婦人科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
老年科
媒体
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―
「はじめに」2015年4月1日より日本骨粗鬆症学会認定医制度が施行された.この制度発足の目的は,骨粗鬆症診療に関連する医学と医療の進歩に即応した能力をもった医師を養成し,それによって,国民が広く最適な骨粗鬆症に関する医療を享受できることを担保するためである.有効な骨粗鬆症治療薬の普及にもかかわらず,日本での骨粗鬆症の検診率の向上やその後の診療体制の不備で薬物服用の継続率も低く,海外でみられるような脆弱性骨折発生率の有意な低下はみられない状況である.これらの状況を鑑みて,検診・予防・診療の質を向上させて国民が広く最適な骨粗鬆症に関する医療を享受できるようにするための取り組みである.当初は,日本専門医機構が認める専門医制度ではなく,学会内部の認定医制度としての取り組みであるが,骨粗鬆症学会が発足させた骨粗鬆症マネージャー制度と組み合わせて進めていきたい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

