「Q1 骨粗鬆症でなくても骨折リスクが高いケースがありますか. 」
「A」図1 1)は, 骨密度(bone mineral density;BMD)の分布による骨折発生率, 実際の骨折発生数を示しています. 骨密度が低いほど骨折発生率は増加します. しかし, 骨折を発生している人は, 骨密度が「骨粗鬆症域」あるいは「正常域」においても存在します. 同じ骨密度を示していても, 年齢が高い, 既存骨折がある, 骨折家族歴がある, 喫煙, 飲酒などの習慣がある人は骨折リスクが高いことが知られています. すなわち, 骨密度が骨粗鬆症域でなくても, これらの危険因子を複数もっていると骨折リスクは高くなります. 骨密度以外に骨折リスクに影響を与える因子のなかで, 年齢と既存骨折の有無はとくに重要な因子です. 年齢が10歳高くなると, 同じ骨密度を示していても, 骨折リスクは1.5倍になります. 70歳以降の高齢者においては, 骨密度は「正常域」あるいは「骨量減少域」の人でも, 骨折リスクは高くなりますので, 注意が必要です.
「A」図1 1)は, 骨密度(bone mineral density;BMD)の分布による骨折発生率, 実際の骨折発生数を示しています. 骨密度が低いほど骨折発生率は増加します. しかし, 骨折を発生している人は, 骨密度が「骨粗鬆症域」あるいは「正常域」においても存在します. 同じ骨密度を示していても, 年齢が高い, 既存骨折がある, 骨折家族歴がある, 喫煙, 飲酒などの習慣がある人は骨折リスクが高いことが知られています. すなわち, 骨密度が骨粗鬆症域でなくても, これらの危険因子を複数もっていると骨折リスクは高くなります. 骨密度以外に骨折リスクに影響を与える因子のなかで, 年齢と既存骨折の有無はとくに重要な因子です. 年齢が10歳高くなると, 同じ骨密度を示していても, 骨折リスクは1.5倍になります. 70歳以降の高齢者においては, 骨密度は「正常域」あるいは「骨量減少域」の人でも, 骨折リスクは高くなりますので, 注意が必要です.

