【症例】 30歳台，男性 主訴：発熱，皮疹 現病歴：肛門部に疼痛を伴うびらんが出現し3病日から発熱あり。6病日に肛門部びらんが拡大し疼痛を伴ったため近医受診し梅毒血清学的検査を受けたがRPRは陰性だった。9病日に顔面に皮疹が出現し，10病日に肛門痛が増悪したため精査加療目的に入院した。 生活歴：直近1年間で海外渡航歴なし，発症6日前と発症前日に同性との性交渉（receptive）あり。