学会Report
The 24th International AIDS Conference (AIDS2022)
掲載誌
HIV感染症とAIDSの治療
Vol.13 No.1 43-45,
2022
著者名
松下修三
記事体裁
学会レポート
/
抄録
疾患領域
アレルギー・免疫
/
感染症
診療科目
その他
媒体
HIV感染症とAIDSの治療
第24回国際エイズ会議(AIDS2022)は,ウイルスや免疫の基礎研究者,ワクチンや治療薬開発の研究者,臨床ケア担当者,政策立案者ばかりでなく,HIV感染者(people living with HIV;PLWH)を含むコミュニティや支援者も参加するユニークな国際学会である。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延に加え,サル痘のパンデミックも報告されるなか,部分的なハイブリッド開催となった。登録された10,000名を超える参加者のうち,半数以上が実際に現地会場に参加した。オープニングセッションでは,「エイズ活動家」といわれるグループのために時間が設けられ,感染者がおかれている現状を会議参加者に直接訴える機会が用意されていた(図1)。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。