画像で見る頭痛診療
BPAS (basi-parallel anatomical scanning)撮影:頭痛だけの椎骨動脈解離の診断
掲載誌
Headache Clinical & Science
Vol.4 No.2 34-35,
2013
著者名
菊井祥二
/
竹島 多賀夫
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
/
脳血管障害
診療科目
脳神経外科
/
神経内科
/
放射線科
媒体
Headache Clinical & Science
頭頸部動脈解離は50歳以下の若年脳卒中の原因として重要で, 欧米では頭蓋外頸動脈が多いのに対して, 本邦では頭蓋内椎骨脳底動脈が多い. くも膜下出血で発症する出血例と, 虚血もしくは頭痛・頸部痛のみで発症する非出血例に分類される. 頭痛・頸部痛のみでの発症例は, 以前は発症時には見逃されることも多かったが, 画像診断の向上により, その報告は増加している. 椎骨動脈解離の診断は, 脳MRIのT1強調画像における"intramural hematoma"や, CT angiographyや脳血管撮影で"double lumen sign"や"intimal flap"の存在であるが, これらの所見の陽性率は高くない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

