全文記事
Listen to the Great
坂井文彦×鈴木則宏
掲載誌
Headache Clinical & Science
Vol.1 No.1 30-35,
2010
著者名
坂井文彦
/
鈴木 則宏
記事体裁
座談会・対談
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全文記事
疾患領域
神経疾患
診療科目
一般内科
/
脳神経外科
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神経内科
/
麻酔科
/
老年科
媒体
Headache Clinical & Science
[留学中の脳循環の研究により片頭痛に興味を持つ] 鈴木 『Headache Clinical & Science』創刊号のインタビューでは, 日本の頭痛医療を確立され, リードされてこられた日本頭痛学会理事長の坂井文彦先生にお話を伺っていきたいと思います. まず先生が頭痛に興味を持たれて, 診療や研究に打ち込まれるようになったきっかけについてお聞かせいただけますか. 坂井 大学の神経内科で脳循環を研究している中で頭痛に興味を持ちました. その後, 後藤文男先生(慶應義塾大学名誉教授)と共同で脳循環や代謝を研究している米国テキサス州ベーラー大学のマイヤー先生の教室に留学しました. 当時ヒトで非侵襲的に脳血流を測定するゼノン吸入法の研究がさかんで, 私もその研究に加わりました. 脳の活性化を脳循環で把握するわけですが, 運動, 音楽, 思考, 計算などによる血流増加は, せいぜい10%程度でした. ところが, 片頭痛発作中は驚くほど変化しました. これが片頭痛に興味を持つきっかけとなりました.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

