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骨髄異形成症候群診療の現状と展望


掲載誌
Trends in Hematological Malignancies Vol.4 No.3 8-15, 2012
著者名
宮崎泰司 / 臼杵憲祐 / 鈴木隆浩 / 千葉滋
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Trends in Hematological Malignancies

宮崎:骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes;MDS)は通常の貧血治療に対して抵抗性を示す血球減少症という側面と, 高率に白血病に移行する前白血病状態という側面を併せ持っている血液疾患と考えられています. 1982年にFAB(French-American-British)グループによって疾患概念と診断基準が提唱されましたが, それまでは大変混沌とした一群の疾患でした. MDSの病態が非常に複雑で, 幅広い臨床経過をとるために, その後も研究はなかなか進まなかったわけです. しかしMDSの病態に関する新たな情報が, 最近のゲノム解析技術の進歩で得られるようになり, またMDSに対して有効な薬剤が登場したことが, 現在のMDS研究および診療の大きな変化の原動力になっていると思います. 臨床的にも, 各施設での解析を超えてオールジャパンあるいは国際的な共同研究が進む状況が整備されてきました.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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