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パーキンソン病診断のコツとPitfall

姿勢時振戦の評価


掲載誌
Frontiers in Parkinson Disease Vol.7 No.1 24-27, 2014
著者名
花島律子
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科
媒体
Frontiers in Parkinson Disease

姿勢時振戦とは, 上肢を持ち上げるなどの姿勢を保持しているときに出現する振戦であり, 表1のようなものがある. なかでも, 姿勢時のみに出現する振戦の代表は本態性振戦であり発症頻度も高い. また, 本態性振戦によく似た振戦で, 本態性振戦よりも少し周波数が速い生理的な振戦の増強も, 姿勢時振戦の原因として頻度が高い. 末梢神経障害にともなうneuropathic tremorも姿勢時振戦のかたちをとる. 一方, パーキンソン病(PD)は安静時振戦を呈する疾患の代表であるが, 姿勢時振戦が出現することも少なくない. 本稿ではPDでみられる姿勢時振戦の鑑別について述べたい. 典型的なPDの振戦は, 安静時に出現する周波数4~6Hzの中程度の速度のものである. この安静時振戦のみがみられた場合には, PDと診断がしやすい. しかし, 実際にはPDでは, 代表的な安静時振戦のほかにも, 姿勢時, 動作時, 企図時の振戦, クローヌスなども観察されることが少なくない1)2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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