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パーキンソン病のVisual View

歩行の制御と障害のメカニズム


掲載誌
Frontiers in Parkinson Disease Vol.3 No.3 22-25, 2010
著者名
高草木薫
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科
媒体
Frontiers in Parkinson Disease

「歩行の制御と障害のメカニズム」大脳基底核の出力は, 大脳皮質に作用することで運動の開始や精緻運動など運動の随意的側面を, そして, 脳幹に作用することにより姿勢や筋緊張, 歩行や嚥下など定型的なパターン運動を調節する. したがってパーキンソン病では, これらの運動機能の障害が出現する. 「歩行の制御と障害のメカニズム」歩行の3つの側面(図1) 歩行運動には3つの側面がある. 第一の側面は正確な制御を必要とする随意的な歩行動作である. 歩行の開始や障害物を回避する足の動きがこれに相当する. この随意的な歩行のプロセスには大脳皮質と大脳基底核(以下, 基底核), そして小脳から構成される認知ループと運動ループの活動が必要である1). 第二の側面は捕食や逃避, 逃走などの情動行動である(情動的プロセス)2). 大脳辺縁系(以下, 辺縁系)や視床下部から脳幹への投射系がこれに関与する. 情動行動では, これを誘発する信号の種類にかかわらず歩行や筋緊張の亢進など定型的な運動パターンが誘発される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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