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Skill Up―画像診断のより上手な使い方―

パーキンソン病のMR診断

―ニューロメラニン画像および磁化率強調画像―

掲載誌
Frontiers in Parkinson Disease Vol.3 No.2 36-41, 2010
著者名
井田正博 / 吉澤寿
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科
媒体
Frontiers in Parkinson Disease

「変性疾患のMR所見」変性疾患におけるMR診断の役割は, (1)変性疾患の診断と, (2)脳血管障害などのその他の疾患の除外にある. 多くの変性疾患では, 基底核や小脳, 脳幹に萎縮を“非特異的に”認めるが, いくつかの変性疾患では特徴的な萎縮のパターン, 異常信号の出現を認め, MR所見が診断の決め手になることがある. 多系統萎縮症(multiple system atrophy:MSA)はグリア細胞内の嗜銀性封入体(glial cytoplasmic inclusion:GCI)が出現する非遺伝性の孤発性の変性疾患である. MSAの中でパーキンソニズムを主体とする線条体黒質変性症(striatonigral degeneration:SND)(MSA-P)では両側線条体の対称性の萎縮と, 被殻外側後半部にgliosisや異常な鉄沈着が認められる. 磁化率変化に鋭敏でないFSE法T2強調画像ではgliosisによる信号変化が反映され被殻外側に対称性の高信号を呈するが, 磁化率に鋭敏な撮像法では鉄沈着による低信号が描出される(図1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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