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パーキンソン病診断のコツとPitfall

パーキンソン病とレビー小体型認知症,そしてアルツハイマー病


掲載誌
Frontiers in Parkinson Disease Vol.2 No.3 30-35, 2009
著者名
太田晃一
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 老年科 / 精神科
媒体
Frontiers in Parkinson Disease

「はじめに」パーキンソン病(PD)は従来, 重篤な認知機能障害は起こさない疾患としてとらえられてきたが, いまやPDにおける認知症の頻度は臨症例で20~30%, 剖検例で50%と報告されている. 臨床的には, PDで発症し数年後に認知症を呈してくるものを「認知症を伴うパーキンソン病(PDD)」, 認知症がパーキンソニズム出現より以前またはほぼ同時に発症するものを「レビー小体型認知症(DLB)」と区別する. しかし, 実際にはPDDとDLBは症候学的にも病理学にも判別が難しい. さらに, PD, PDD, DLBは中枢神経系の多数のレビー小体と神経細胞脱落という共通の病理学的特徴を有し, その病変分布の違い(PDは脳幹~間脳, DLBは脳幹~大脳皮質)によって臨床病型に差異が生じると考えられるので, 一連のスペクトラム上にある疾患と考えておくのが妥当であろう. このような考え方に基づきPD, PDD, DLBは「レビー小体病」として総称されるようになった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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