全文記事
パーキンソン病診療Q&A
パーキンソン病の睡眠障害
掲載誌
Frontiers in Parkinson Disease
Vol.2 No.1 58-61,
2009
著者名
野村哲志
/
井上雄一
/
中島健二
記事体裁
連載
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Q&Aシリーズ
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全文記事
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
/
耳鼻咽喉科
/
老年科
/
精神科
媒体
Frontiers in Parkinson Disease
「Q1 パーキンソン病の睡眠障害に特徴はあるのでしょうか?」パーキンソン病(Parkinson's disease:PD)では3/4の患者が睡眠障害を経験するという報告がある1). PDは高齢者に多く, 老化に伴う睡眠障害を引き起こすことも多い. それとともに痛みや寝返り困難などのPD運動症状, 抗パーキンソン病薬の影響による睡眠障害も起こしやすい. 一般的には入眠困難や中途覚醒として症状が現れるが, これらの睡眠障害に対しては, 詳しい病歴を聴取の上でPDに起因する原因を含めて対処する必要がある. それ以外の他の睡眠障害の合併として, 睡眠時無呼吸症候群(特に閉塞性:obstructive sleep apnea syndrome:OSAS), レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)やレム睡眠行動障害(REM sleep behavior disorders:RBD)がある. 一般的にSASはBMIの増加とともに発症するが, PDのSASは肥満との関連に比較的乏しいようである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

