State of the art(胃がんperspective)
胃粘膜下腫瘍に対するLaparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery(LECS)
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- 掲載誌
- 胃がんperspective Vol.7 No.2 24-28, 2014
- 著者名
- 比企直樹 / 布部創也
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 癌
- 診療科目
- 手術・救急 / 放射線科 / 消化器外科
- 媒体
- 胃がんperspective
Gastrointestinal stromal tumor(GIST)をはじめとする胃粘膜下腫瘍(SMT)に対する腹腔鏡下局所切除術は定型手技として普及している. しかし, SMTの胃内発育型では腹腔鏡による漿膜側からの腫瘍の認識が困難であることから腫瘍の周囲を過剰に切除することが多く, その結果として壁変形や食物の通過障害の原因となりうる. これらの症例では, 噴門側胃切除や胃全摘が選択されることが多く, 胃を失うことで, 食事摂取量の低下をはじめとする術後のQOLの低下をきたしてしまう. 当院では5cm以下の胃内発育型SMTに対して最小限の胃壁切除を可能とするために内視鏡合同胃手術(Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery; LECS)を用いている. LECSはESDのテクニックを用いた腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除として2008年に比企らが発表したが, 現在はさまざまなLECSが報告されているので, 本稿では当院のESDのテクニックを用いた腹腔鏡・内視鏡合同胃局所切除手技をClassical LECSと定義し, 手術の手順, 工夫, 落とし穴について解説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
