特集 腹膜転移,骨転移,脳転移の集学的治療
腹膜転移の分類と治療方針
掲載誌
大腸癌FRONTIER
Vol.6 No.1 17-20,
2013
著者名
小林 宏寿
/
杉原 健一
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER
「Summary」大腸癌腹膜転移の分類として, 本邦では大腸癌取扱い規約の分類が用いられている. この分類は簡便で汎用性に優れる反面, やや客観性に欠ける面のあることが指摘されている. 海外では, peritoneal cancer index (PCI)が汎用されており, その他, Lyon staging system, Dutch simplified PCIなども用いられている. これら海外の分類は客観性がある反面, 使用に際しやや煩雑な面がある. 治療では, 切除可能な病変については切除することが推奨されている. 海外の専門施設では, 積極的なcytoreductive surgeryに術中腹腔内温熱化学療法を併用することが多い. ただし, これら積極的治療は遠隔転移がない症例が適応となるが, 実際には腹膜転移を有する症例の過半数に遠隔転移を認める. 「はじめに」腹膜転移は大腸癌における予後不良因子の1つである.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

