特集 腹膜転移,骨転移,脳転移の集学的治療
腹膜転移,骨転移,脳転移の頻度と変遷
掲載誌
大腸癌FRONTIER
Vol.6 No.1 12-16,
2013
著者名
小澤 平太
/
固武 健二郎
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER
「Summary」大腸癌の腹膜転移, 骨転移および脳転移の発生頻度に関して, 大腸癌全国登録と日本整形外科学会のデータベースを対象として調査した. 大腸癌全国登録からは過去20年間の大腸癌手術例における腹膜転移頻度は6.4%, 骨転移頻度は0.3%, 脳転移頻度は0.05%であり, 腹膜転移, 骨転移は微増傾向がある一方, 脳転移はおおむね横這いで推移していること, 日本整形外科学会のデータベースからは骨転移の半数以上は多発性に発症し登録例は増加傾向にあることが示されている. 「はじめに」大腸癌治療ガイドラインには1995~1998年治療例における同時性遠隔転移の頻度が収載されており, 多い順に肝(10.7%), 腹膜(5.0%), 肺(1.6%), 骨(0.3%), 脳(0.1%), Virchow(0.1%)であることが示されているが1), これら転移頻度の時代推移を調査した報告はきわめて少ない.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

