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最新の大腸癌補助化学療法
【大腸癌の術後補助化学療法(StageⅢ)】国内外臨床試験成績と標準治療
掲載誌
大腸癌FRONTIER
Vol.3 No.1 20-23,
2010
著者名
濱口 哲弥
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
消化器
/
癌
診療科目
一般外科
/
消化器内科
/
腫瘍内科
/
消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER
「Summary」 大腸癌の標準術後補助化学療法としては, 1990年代に5-フルオロウラシル(FU)+ロイコボリン(LV)療法が標準治療として確立し, その後, 経口FU系抗がん剤であるテガフール・ウラシル(UFT)+LVやカペシタビン静注5-FU+LV療法と同等であることが示された. 2004年にはオキサリプラチン+5-FU+LV併用療法の有用性が示され, 欧米では, Stage III結腸癌に対する術後補助化学療法としてFOLFOX療法が推奨されている. しかし, 国内外では, そのベースとなる手術成績に大きな隔たりがある. 2009年9月のFOLFOX療法の適応拡大により, 国内でも海外標準療法を保険の範囲内で施行することが可能となった. 実臨床では, 患者の全身状態, 手術成績, 副作用の特性などを勘案し, 患者ごとに適切なレジメン選択と, 安全に術後補助化学療法を施行するための患者指導および管理が重要である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

