Special Articles(Epilepsy)
②てんかんと遺伝―医師の理解,患者・家族・社会にどう伝えるか―
掲載誌
Epilepsy
Vol.16 No.2 19-24,
2022
著者名
山川和弘
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
/
神経疾患
/
小児疾患
診療科目
脳神経外科
/
神経内科
/
小児科
/
精神科
媒体
Epilepsy
分子遺伝学・ゲノム科学の進展により,疾患を含むわれわれの個性に遺伝学的背景が大きくかかわっていることが明らかにされてきている.てんかんも例外ではなく,遺伝学的背景が大きく寄与することは一卵性双生児研究や患者の子どもでのリスク,同定された多くの原因遺伝子などからも明らかである.遺伝子診断・遺伝子治療が急速に普及する近年においては,臨床医と患者,家族間での正しい遺伝学的知識の共有がさらに強く求められよう.本稿では,てんかんおよび関連疾患の遺伝学的背景についての最近の知見の紹介に加え,それらの知識をどのように臨床医は理解すべきか,また,どのように患者・家族・社会に伝えるべきかについて議論したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。