Special Articles(Epilepsy)
(3)てんかんと運転免許 どうしたらてんかん発作による交通事故を減らせるのか?
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- 掲載誌
- Epilepsy Vol.6 No.2 29-41, 2012
- 著者名
- 久保田英幹
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- その他
- 診療科目
- その他
- 媒体
- Epilepsy
「はじめに」 この1年半のあいだ, てんかん発作による交通事故が相次いだ. 2011年4月には栃木県鹿沼市で, 大型クレーンの事故により通学中の6名の児童が亡くなるという痛ましい事故が起きた. 鹿沼市の事故の運転手は, それまで複数回事故を起こしていたことから, 警察の捜査や事故歴管理への疑問とともに, 運転免許取得における病気の自己申告制への疑問が呈された. 2011年12月, 鹿沼事故の運転手に, 自動車運転致死罪の上限である懲役7年の一審判決が下されると, 遺族は厳罰を求め以下に挙げる2つの署名活動を始めた. (1)てんかん無申告の運転免許不正取得者による死傷事故に対し, 危険運転致死傷罪が適用となるよう, 刑法の条文改正を要望します. (2)てんかん自己申告の運転免許制度の問題に対し, 確実に不正取得が出来ない運転免許交付制度の構築を要望します. (原文ママ) これに対し日本てんかん協会は, 病名を特定した法制度は, 病名による差別であり不適切, 遅れている精神障害者に対する福祉政策の充実を同時に行わなければ問題は解決しないとの声明を発表した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
