目でみるてんかん
MEGの新しい電流双極子解析とGMFT解析
掲載誌
Epilepsy
Vol.6 No.2 4-6,
2012
著者名
村上博淳
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Epilepsy
『はじめに』 脳磁図(magnetoencephalography;MEG)は, 難治性新皮質てんかん原性焦点同定に威力を発揮する. MRIで病変が明らかな症例では焦点が病変そのものにあるのか, 病変周囲に存在するのか, 切除範囲を決定するために頭蓋内電極を留置するためのガイドとなり, 小児で頭蓋内脳波記録ができない場合にも脳回切除範囲をおおまかに表示することが可能な場合もある. また, MRI病変が明らかでない症例でも, 焦点を脳回単位で表示できる場合がある. 『[1]新しい電流双極子解析』 MEGの臨床的な有用性は広く認識されているが, 記録されたデータの取り扱いには注意が必要となる. MEGは神経細胞で生じる電流が起こす磁場変化を記録したものであるため, 元の電流源を求めるためには逆問題を解くことが必須である. これによって得られる電流源を等価電流双極子(equivalent current dipole;ECD)というが, ECDが多く集積することが, 焦点を指し示すための妥当性の高い指標となる1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

