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目でみるてんかん

てんかん焦点の外科病理1


掲載誌
Epilepsy Vol.4 No.1 4-6, 2010
著者名
柿田明美
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
神経疾患 / 小児疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 小児科
媒体
Epilepsy

「1 はじめに」難治性てんかん患者に対する外科治療が広く行われるようになり, 切除された焦点についての病理組織学的知見が蓄積されてきた. そこには, 発生異常, 腫瘍性病変, 組織破壊性病変など, 多彩なetiologyを示唆する所見が認められる1). 本コーナーでは2回にわたり, 病理診断をする機会が比較的多い, てんかん焦点の代表的な病態を取り上げ, その組織像を紹介する. 「2 皮質形成異常(図1)」皮質形成異常(cortical dysplasia)には, 個々の細胞形態に異常を認める場合(図1A)と認めない場合(図1B)がある. 前者は, 皮質神経細胞の配列異常(図1A)に加え, 大型の異型神経細胞(dysmorphic neuron:図1C, D)や好酸性の胞体を示す腫大した異型細胞(balloon cell:図1E)の出現に特徴付けられるものであり, 分類上はfocal cortical dysplasia(FCD) type II 2)に相当する. dysmorphic neuronとballoon cellの両者が認められる場合にはFCD type II Bと, 前者のみが認められる場合にはFCD type II Aと分類される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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