Stevens-Johnson症候群(stevens-johnson syndrome:SJS)は,高熱や全身倦怠感などの症状を伴って全身に紅斑・びらん・水疱が多発し,皮膚・粘膜の壊死性障害をきたす重症薬疹である。急性期に眼病変を伴いやすく,しばしば重篤な視力障害とドライアイが後遺症となる。また,類縁疾患として中毒性表皮壊死症(toxic epidermal necrolysis:TEN)があり,両者は重症度の違う同一スペクトラムの疾患とされている1)。眼科的所見のみで両者を鑑別することは困難であり,眼科ではSJSとTENを包括してSJSと呼ぶことが多い。本稿でも両者を合わせてSJSと記載する。
「key words」Stevens-Johnson症候群,ステロイド,ドライアイ,瞼球癒着,治療
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