はじめに
まず患者さんが来院した際にドライアイかどうかを調べるために一番初めにすること,それは「問診」です。「問診に始まり問診に終わる」,これはどの診療にも通用する基本的な考え方でしょう。ドライアイの診療には,患者さんとの対話が何よりも大切です。なぜなら,ドライアイの発症には体質や器質的なものだけでなく,環境や社会的な要因が複雑に絡んでいるからです。問診は診察の手がかりの1つですが,それ以上に,患者さん自身が一番悩んでいる自覚症状を客観的に観察することに大きな意味があります。時間のない外来中ではありますが,問診は患者さんの個性が赤裸々に現れるので,人間理解の良い機会として捉えることが大切です。
全文記事
基本手技シリーズ
ドライアイ診療―問診のコツ―
掲載誌
Frontiers in Dry Eye
Vol.6 No.2 52-56,
2011
著者名
内野 美樹
記事体裁
連載
/
全文記事
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Dry Eye
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

