「はじめに」厚生労働省の患者調査によると,2002年以降に気分障害患者は増え,それに伴い特に男性において自殺者数が急激に増加している。また,1999年に最初の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(selective serotonin reuptake inhibitors:SSRI)が日本で販売されたのを皮切りに多数のSSRIが保険収載され,うつ病の治療は大きな変革を迎えた。SSRI販売後もうつ病の患者は増加し,不適切な多剤併用も多々見受けられる。異なる種類の抗うつ薬を連続して2剤以上適正量を投与しても十分な効果が得られない場合に「治療抵抗性うつ病」と定義されているが1),これはうつ病患者の約30%に認められている2)。
ひもろぎ心のクリニック(以下,当院)でも従来の治療では治療困難な患者が増え,休職後に失職する患者がみられる。その治療のため,従来の薬物療法に加えて,さまざまな治療を実践できる復職専門のデイケア(リワークプログラム)を開設した。
「Key Words」向精神薬,多剤併用療法,遊離テストステロン,加齢男性性腺機能低下症候群
ひもろぎ心のクリニック(以下,当院)でも従来の治療では治療困難な患者が増え,休職後に失職する患者がみられる。その治療のため,従来の薬物療法に加えて,さまざまな治療を実践できる復職専門のデイケア(リワークプログラム)を開設した。
「Key Words」向精神薬,多剤併用療法,遊離テストステロン,加齢男性性腺機能低下症候群

