【特集 口腔機能のアンチエイジング】
歯磨きで認知症を防ぐ
Effect of Oral Care on Cognitive Function in Alzheimer’s Patients
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.11 No.2 62-66, 2015
- 著者名
- 藤井昌彦 / 佐々木英忠
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 呼吸器 / 神経疾患 / アンチエイジング / その他
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 神経内科 / 老年科 / その他
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「はじめに」口腔ケアが誤嚥性肺炎を予防することは広く知られている1)。肺炎は現在,日本人の死因第3位であり,ほとんどが高齢者で占められている。80歳以上では肺炎の90%は誤嚥性肺炎であることから,口腔ケアは高齢者の肺炎を予防するという臨床上意義がある。さらに今後,認知症が増え,将来,日本人の医療介護の最も大きな位置を占めると予想されていることから,口腔ケアが認知症にどのように作用するのかは,次の高齢者医療における問題である2)。これまで,筆者らが知る限り,口腔ケア介入が認知症を予防できたとする報告は,短期の介入試験で効果があると示唆されているので,これを中心に解説する。
「口腔ケアによる介入試験」Kikutaniら3)は,アルツハイマー病患者を口腔ケア群(n=24)と非口腔ケア群(n=27)の2群に分けて6ヵ月間観察した。認知機能をMini-Mental State Examination(MMSE)で調べたところ,3ヵ月と6ヵ月後に有意に認知機能の低下を予防できたとする報告を出している(図1)3)。
「Key Words」口腔ケア,サブスタンスP,βアミロイド蛋白,認知機能,アルツハイマー病
「口腔ケアによる介入試験」Kikutaniら3)は,アルツハイマー病患者を口腔ケア群(n=24)と非口腔ケア群(n=27)の2群に分けて6ヵ月間観察した。認知機能をMini-Mental State Examination(MMSE)で調べたところ,3ヵ月と6ヵ月後に有意に認知機能の低下を予防できたとする報告を出している(図1)3)。
「Key Words」口腔ケア,サブスタンスP,βアミロイド蛋白,認知機能,アルツハイマー病
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
