誌上ディベート
喫煙継続の是非 ニコチン性アセチルコリン受容体の刺激が脳機能に及ぼす影響
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- 掲載誌
- アンチ・エイジング医学 Vol.10 No.5 76-80, 2014
- 著者名
- 堀田晴美
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 精神疾患 / 神経疾患 / アンチエイジング
- 診療科目
- 脳神経外科 / 神経内科 / 麻酔科 / 心療内科 / 精神科
- 媒体
- アンチ・エイジング医学
「はじめに」喫煙により体内に入るニコチンは,アセチルコリン(ACh)に対する受容体の一つ,ニコチン性ACh受容体(nAChR)を刺激する。我々は,脳内においてAChを使って情報を伝達する神経(コリン作動性神経)の生理的な働きについて研究してきた。その過程で,nAChRを介する特異な作用として神経成長因子(NGF)分泌促進作用を見出した。ニコチンに脳機能に有益な作用があるとしても,多くの物質が関与する喫煙の「是」に直結するわけではない。しかし,ニコチンは血液脳関門(BBB)を通りやすく,多様な役割をもつ脳内のnAChRが喫煙により刺激されることは確かである。本稿では,脳内のnAChRの役割を中心に,脳機能とニコチンとの関係について概説する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
