【特集 サプリメント・フードファクターupdate】
認知機能障害とサプリメント・フードファクター
掲載誌
アンチ・エイジング医学
Vol.8 No.2 52-58,
2012
著者名
清水孝彦
/
白澤卓二
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
/
栄養管理
/
アンチエイジング
診療科目
リハビリテーション科
/
神経内科
/
老年科
/
精神科
媒体
アンチ・エイジング医学
「はじめに」 世界中の認知症患者は3,700万人と推定され, そのうち1,800万人がアルツハイマー型認知症と報告されている1). また, 世界的な高齢化のため2025年にはアルツハイマー型認知症が3,400万人になると算定されている1). 一方, 国内においても65歳以上人口(約2,700万人)の約4~6%(約100~160万人)が老年期認知症と推定されているが, 急速な高齢化のため認知症患者数がさらに増加しているのが現状である. 特に, 最も多いのがアルツハイマー病型認知症で, 高齢認知症患者の3分の1を占めている. アルツハイマー病患者は広範な神経細胞の脱落により脳が萎縮し, 記憶障害や認知障害が徐々に進行し, やがて寝たきりとなり死亡する. 現在のところ有効な治療法がないため, 治療法および予防法の開発が緊急課題である. 最近, アルツハイマー病モデルマウスが開発され, モデル動物レベルでさまざまな予防研究が行われ, 食事介入や生活習慣の改善による予防効果が明らかとなってきた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

