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編集委員に聞く 日本の知恵を探る
第11回 中庸
掲載誌
アンチ・エイジング医学
Vol.7 No.6 706-97,
2011
著者名
南野 徹
記事体裁
連載
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コラム
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全文記事
疾患領域
栄養管理
/
アンチエイジング
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その他
診療科目
一般内科
/
老年科
/
その他
媒体
アンチ・エイジング医学
「中庸」という言葉は,『論語』の中で「中庸の徳たるや,それ至れるかな」と孔子に賛嘆されたのが文献初出といわれている。それから儒学の伝統的な中心概念として尊重されてきた。しかし,その論語の後段では「民に少なくなって久しい」といわれ,この「過不足なく偏りのない」徳は修得者が少ない高度な概念でもある。古代ギリシャでは,アリストテレスの「メソテース」という言葉で,それを倫理学上の一つの徳目として尊重している。また,仏教の中道と通じる面があるともいわれる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

