皮膚科におけるAI活用法
AIを用いた画像診断支援の現状と臨床現場への応用
掲載誌
皮膚アレルギーフロンティア
Vol.23 No.2 38-40,
2025
著者名
末廣 昌敬
/
秀 道広
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
媒体
皮膚アレルギーフロンティア
皮膚科領域では,診断に医師の視診による評価が重要な役割を果たしてきた.近年,人工知能(artificial intelligence:AI),とくに画像解析に優れた深層学習技術の進歩により,この視診を支援するシステムの研究開発が飛躍的に進んでいる.とくに皮膚悪性腫瘍は早期発見と早期治療介入が患者の予後を大きく左右するが,皮膚科専門医不足や適切な医療へのアクセスに地域差があることで診断時期が遅くなることは課題である.AIによる診断支援は,そうした課題を解決し得る技術として注目されており,早期診断による治療成績の向上や医療資源利用の効率化が期待されている.
本稿では,皮膚科領域におけるAIを用いた画像診断支援技術の現状を学術的視点から概観し,主要な技術と研究成果,実用例,課題,そして今後の臨床応用の可能性を論じる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

