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【基礎】慢性特発性蕁麻疹と血液凝固系・補体系の関係


掲載誌
皮膚アレルギーフロンティア Vol.23 No.2 15-19, 2025
著者名
柳瀬 雄輝
記事体裁
抄録 / 特集
疾患領域
皮膚疾患 / アレルギー・免疫
診療科目
皮膚科
媒体
皮膚アレルギーフロンティア
Key Words
慢性特発性蕁麻疹(CSU) / 血液凝固系 / 補体系 / 好塩基球 / 肥満細胞

慢性特発性蕁麻疹(CSU)は,明らかな原因が不明で,かゆみを伴う膨疹・紅斑(蕁麻疹)が6週間以上ほぼ毎日繰り返し出没する疾患である.CSUの発症機序は,何らかの刺激によって活性化された皮膚肥満細胞や末梢血好塩基球から放出されるヒスタミンやプロテアーゼなどの炎症惹起物質が,周囲の皮膚微小血管や知覚神経に作用して,かゆみを伴う蕁麻疹を形成すると考えられている.しかし,肥満細胞や好塩基球がどのような機序で活性化されるのか,その詳細はいまだ明らかにされていない.本稿では,CSUの病態に関与する血液凝固系および補体系の役割について,これまでに得られた基礎的・臨床的知見を中心に概説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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