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M-Review

巻頭言

「かゆみ」について考える

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掲載誌
皮膚アレルギーフロンティア Vol.20 No.2 5, 2022
著者名
椛島健治
記事体裁
抄録
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
媒体
皮膚アレルギーフロンティア

皮膚科の臨床の現場において,患者さんの訴えで最も多いのが「かゆみ」です.蕁麻疹のかゆみは抗アレルギー薬で対応できますが,アトピー性皮膚炎(AD)をはじめとする炎症性皮膚疾患におけるかゆみのコントロールは必ずしも容易ではありませんでした.
しかし,ようやくIL-4受容体やJAKを標的とした治療薬が開発され,炎症を抑えるとともに,かゆみもきちんと制御できる時代を迎えつつあります.また,かゆみの誘導に重要なサイトカインのひとつとして,IL-31が同定され,IL-31受容体を標的とした治療薬も発売に至っています.
一方で,これらの新たな治療薬は高価であり,また副作用のことも考慮に入れなければなりません.新薬の登場は,喜ばしいことではありますが,同時に,われわれ医療従事者は,これらの新薬の作用機序についてきちんと理解する必要と責任が生じます.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

皮膚アレルギーフロンティア2022年11月号(Vol.20 No.2)

皮膚という臓器から発信する,アレルギー最前線情報誌

毎号特集形式で,皮膚アレルギーの到達ポイントをコンパクトにレビュー。連載で皮膚アレルギー学のホットな知見を堪能させる。

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